サービスエリアではお酒の提供をしない?その理由は?

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缶チューハイ・ビールなどを乗車前にあらかじめ購入し、サービスエリアで長距離運転の合間に飲んで、盛り上がっている団体を目にすることがあります。宿泊施設を利用して翌朝出発したり、同乗者の人が飲酒したりする分には、仮にお酒を飲んだとしても問題はないでしょう。しかし、サービスエリアの売店では不思議とお酒の販売はされていませんよね。これには、どのような理由が隠されているのでしょうか?この記事では、サービスエリア上でお酒の提供がされていない理由、それでも休憩時間に飲酒したい場合にはどのようにしたら良いかについて、その背景もご紹介しながら説明していきます。

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飲酒運転の増加を危険視している

自由を尊重する国「ドイツ」では、サービスエリア上でも普通にビールを販売しているといいます。ドイツといえば、やっぱりビール好きが多いと有名ですよね。運転手以外は飲酒しても問題がないし、お酒を飲みたい同乗者の場合には、すぐにお酒を購入したいものでしょう。飲酒運転をしてはいけないことは、運転手が免許証を交付されて責任を持たなければいけない以上、しっかりと分別をつける必要があるからです。ドイツでは、あくまでも自己責任を基本とする考え方なのでしょう。お酒を販売したからといって、運転手が必ず飲酒運転をするとは限りません。飲酒運転は違反なので、運転手は自己判断で飲酒をしないのが当然でしょう。しかし、お酒好きの人にとっては甘い誘惑になりますし、飲酒運転に伴う事故が起こってしまってからでは遅いのです。日本でも過去に飲酒運転による死亡事故が急増していたことから、取り締まりを強化し出しました。その甲斐あって近年では、飲酒運転による死亡者数は減少傾向にあります。少しでも危険なリスクは取り去ろうという考えで、日本においてはサービスエリア上でのお酒の販売は行わないというわけです。

法律では禁止されていないが自粛しているのが現状

とはいえ、サービスエリア上でお酒類の販売をしてはいけないと、法律で定められているわけではありません。日本の道路業界においては、飲酒運転が起こってしまわないように、暗黙の了解でサービスエリアでのお酒の販売を自粛していると捉えるのが正しいのです。

そのためサービスエリアでは、ノンアルコールビールの販売にとどめているといいます。ノンアルコールビールは、アルコール度数0%のものならば飲酒運転の心配はありません。しかし、ごく微量に含まれているものについては、その日の体調によっては飲酒運転だと捉えられてしまうこともあるというのです。道路交通法では、呼気中のアルコール濃度が0.15%以上検出されてしまうと、飲酒運転だと判断されてしまいます。個人の体質によっては、微量にアルコールが含まれるノンアルコールビールだけでなく、甘酒・お酒入りチョコレートでも注意しておく必要があるというわけです。運転前はアルコール0%のものを選択するか、大量摂取を控えるようにするのがベストでしょう。

高速へ乗る前にお酒を準備することがおすすめ

サービスエリア上でお酒は販売されていないことを考えると、高速道路に乗る前に前もって購入しないと、サービスエリア上でお酒を飲むことはできないのです。そのため、休憩時間に同乗者でお酒を飲みたい方・高速道路上の宿泊施設で一泊する際にお酒を飲みたい方などは、高速道路に乗る前に、お酒を購入しておくことが望ましいといえます。

ただ、飲酒をすることで周囲を不快にする行動をとったり、マナーを守らず周囲の迷惑となることをしたりしてはいけません。節度を持って、飲酒をするよう心がけましょう。

富士川サービスエリア(上り)ではお酒が飲める!

そんな中で、サービスエリア上で唯一、お酒の提供をしているお店があるのです。そのお店とは、富士川サービスエリア(上り)にある「道の駅 富士川楽座」で、名前の通り、道の駅の施設となっています。富士川サービスエリアは、比較的交通量の多い東名高速道路の中でも混雑を避けやすく、素敵な景色を眺められるとしてもおすすめの場所なのです。

富士川SAの富士川楽座を動画でチェック!

何故、お酒が売られているのかを考えると「道の駅 富士川楽座」はあくまで、道の駅の建物だからでしょう。高速道路会社が運営している建物ならば、当然自粛してお酒の販売はしないはずです。道の駅の施設としてはむしろ、地域の特産品を多くの人に知って欲しいわけですから、お酒の販売を控える必要はないというわけなのです。地元でとれた新鮮な魚介類を用いた食事のほか、4フロアの中には、お土産・特産品・プラネタリウムまであります。近くをドライブした際に、興味がある方は利用してみてはいかがでしょうか?

サービスエリアに併設している商業施設にもお酒はある

道の駅同様にして、サービスエリア上に別の商業施設が建設されている例も、最近では珍しくありません。そういった商業施設の場合には、高速道路会社とは管轄が異なるために、居酒屋の営業・お酒の販売は行われているのです。これらは一般道からの入場も可能であるため、ちょっと居酒屋へ行く・お酒を買いに行くような感覚で、厳しく規制する必要はないと捉えられるわけです。道の駅含め、こういった連絡施設は、日本全国のサービスエリアに30個弱あります。上り・下りの片方からしか入場できない施設もあるため、立地条件を前もって調べておくと良いでしょう。

まとめ

日本人の考え方としては、事故再発を防ぐためにと、サービスエリアでのお酒の販売は自粛しているところがあります。長距離運転のサービスエリア上であるからこそ、マナーにも気を付けて、運転手以外が飲酒する場合にも、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。そして、もしもサービスエリア上で一泊する際にお酒を飲みたい・お酒をお土産に買って自宅で飲みたいという場合には、併設している商業施設などでの購入を検討してみてはいかがでしょうか?

高速道路での長距離移動が、安全で楽しいものとなることを祈っております。

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