高速道路走行時の注意点は?シーン別に対処法を解説

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マイカーで旅行に行く時は、高速道路を利用すると非常に便利です。グループで移動する場合には、鉄道や飛行機を利用するよりもお得に移動することができます。高速道路には信号や交差点が存在しませんし、歩行者や自転車に気を遣う必要がないという点では自動車が走りやすい環境です。ただし高速道路の本線上は駐停車することが禁止されていますし、合流したり本線上の追い越し車線と走行車線の間で車線変更をする必要があります。高速道路は一般道とは異なる空間なので、走行方法のコツや注意点をきちんと押さえておくようにしましょう。

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出発前にガソリンと空気圧をチェック

高速道路で発生する事故や故障などのトラブルで多いのは、タイヤのバーストとガス欠です。これらのトラブルは、事前にチェックすれば回避することができます。
一般的にタイヤはゴムが路面の凹凸によって発生する衝撃を吸収して、車軸に伝わらないようにする働きがあります。タイヤのゴムが衝撃を吸収すると、吸収したエネルギーは熱に変換されるので温度が上昇します。高速道路ではタイヤが吸収するエネルギーが非常に大きいので、一般道を走行する場合よりも高温になってしまいます。空気圧が低いとゴムの伸縮が大きくなるので多くのエネルギーが熱に変換され、タイヤの温度が上昇してバーストしてしまいます。バーストしなくても空気圧が低いとタイヤの抵抗が大きくなるので、燃費が悪くなります。空気圧が低い状態で高速走行をすると非常に危険なので、必ず空気圧をチェックしておくようにしましょう。

高速に乗る前にはガソリン満タンにする理由

高速道路は一定の速度で走行するので移動距離あたりの燃費は良くなるのですが、時間あたりに換算すると一般道を走行するよりも燃料が減るペースが速くなります。高速道路のガソリンスタンドは平均で50km間隔になるように設置されていますが、路線によっては150km以上も間隔が空いている区間が存在します。150kmを走行するためには、渋滞でなくても1時間半~2時間を要します。この間に消費するガソリンは約15~20L(普通乗用車の場合)で、燃料メーターの半分近くを消費するほどの量です。燃料メーターの残量が半分くらいでも、150km先のガソリンスタンドに到達する頃にはガス欠寸前です。高速道路を走行する場合は、必ずガソリンを満タンにしてから出発するようにしましょう。走行中も、燃料メータの残量に注意を払う必要があります。

本線への合流方法

ICやサービスエリアなどから高速道路に入る場合には、本線上でスムーズに合流しなければなりません。高速道路の加速レーンの距離は限られているので、短い距離で加速して本線上を走る車の間にスムーズに合流する必要があります。本線上にスムーズに入るためには、コツを押さえておくようにしましょう。

一気に加速しスピードを本線車両に合わせる

加速レーンに入ったら一気に加速して、本線上を走る自動車と速度を合わせます。マニュアル車であれば、70km/hぐらいまで3速で加速してから4速にチェンジします。加速したら本線前方を走行している自動車に着目し、斜め後方から追跡するイメージでスピードを合わせて本線上に入るようにしましょう。この時の注意点は、本線上を走行する車両の間を探して隙間に入り込もうとすべきではありません。空いている車両の間に入るのではなく、前方の車に追従するように位置と速度を調整することがポイントです。マニュアル車の場合は4速で本線に入り、流れに乗った後に5速にシフトチェンジするするようにしましょう。早めに5速に入れてしまうと加速力が不足して、周囲の車両に迷惑をかけてしまいます。
本線上で車線変更をする時も同様で、前方を走行する車両に追従するつもりで位置と速度を調節するようにします。

本線走行時の基本の運転方法

2車線または3車線の高速道路であれば、必ず左側または真ん中の走行車線をメインに走行するようにします。走行時は前方だけでなく、後方を走行する車についても気を配るようにします。高速道路は一般道を走行するよりも車間距離を大きく取る必要があります。少なくとも前方を走行する車両と100mかそれ以上の距離を空けるように注意しましょう。
走行時は、なるべく一定の速度になるようにアクセルを調整するようにします。AT車は自分でシフトチェンジをする訳ではないので、上り坂では気が付かない間に速度が低下してしまう場合があります。走行車線を一定の速度で走行しているのに後続の大型車が迫って来るように感じる場合には、気が付かない間に速度が低下している可能性があります。

エンジンブレーキやアクセルを上手に使い速度を維持する

高速道路の走行方法の基本は、カーブを曲がる時に緩やかに加速することです。カーブの手前でアクセルを緩めて減速して、カーブに入ったら軽くアクセルを踏んで加速するようにします。渋滞に巻き込まれた時や前方を走行する車両が急に減速した場合などを除き、本線上では緊急時以外にブレーキペダルを操作しないように注意しましょう。高速道路はエンジンブレーキが基本です。渋滞で減速する場合には、ハザードランプを使って後続車に知らせるようにします。
高速道路は天候やその他の事情で速度規制が実施されることがあります。ラジオなどを利用して道路の状況を確認することも大切です。ICの分岐地点や車線規制などの際に車線変更をしなければならないことがあります。車線変更は早めに済ませるようにして、ゆとりを持った走行を心がけましょう。間違えてICを通過してしまった場合はそのまま次のICまで走行して料金所スタッフに伝えると、戻る方法を教えてくれます。

追い越ししたいときの運転方法

走行中に前方を走行する自動車の速度が遅い場合には、車線変更をして追い越しをする必要があります。本線上で車線変更を行う方法は、本線上に合流する場合とよく似ています。車線変更する際は車両の間を探して入り込むのではなく、前方を走行している車両を追いかけるように加速して流れに乗ることが大切です。この時に直前に方向指示器を出すと危険です。数秒前に方向指示器を出して、十分前もって自分の意志を周囲の車両に知らせておくようにします。

ほとんどの車が追い越し車線にずっといない理由

追い越し車線に入ったら後続車にも気を配るようにして、長時間にわたり走行し続けないように注意しましょう。追い越しが済んだらすみやかに本線上に戻るようにします。渋滞していないのに本線上を走行する車両と並走し続けることは、周囲の車両の迷惑となってしまいます。追い抜きは短時間で済ませるようにして、すみやかに走行車線に移動することが大切です。
3車線の高速道路で真ん中の走行車線上を走行する車両を追い越したい場合には、必ず右車線に入ってから追い抜きをするようにしましょう。仮に左側の走行車線が空いていたとしても、追い抜く際は必ず右側の車線を利用しなければなりません。

疲れを感じる前に休憩を

高速道路は一般道よりも速度が速いので集中力を必要とします。一般道であれば信号待ちをする間などに短い休憩を取ることができますが、信号がない高速道路では長時間にわたり緊張した状態で走行し続けるので疲れが蓄積されやすくなります。高速道路を走行する際に集中力が低下すると判断ミスにつながり、事故の原因になる恐れがあります。

集中力が低下が事故を引き起こす

高速道路を走行する自動車は1秒間に25~30mも移動します。疲れていない状態でも人が判断して行動を起こすまでに1秒弱の時間を要するので、状況を認識して操作を行うまでに20mも自動車が移動することになります。疲労で集中力が低下すると判断力が落ちてしまい、状況を確認してから行動を起こすまでにもっと長い時間がかかってしまいます。判断の遅れによって状況が悪化してしまい、事故につながるケースがあります。
長時間のドライブだと、ドライバーが気が付かない間に精神的に疲労して集中力が低下してしまう恐れがあります。一般的に高速道路を走行する場合は2時間ごとに休憩を取ることが推奨されていますが、長時間走行をする際はこまめに休むように心がけましょう。サービスエリアやパーキングエリアは数が限られているので、路線図を見て休憩予定のスポットを事前に調べておくと良いでしょう。

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まとめ

高速道路は便利ですが、一般道とは異なる状況ゆえ思わぬトラブルや事故に巻き込まれる危険もあります。高速道路で発生する事故原因の多くは、自動車の故障・ガス欠やドライバーの判断ミスによるものです。これらのトラブルは、事前にきちんと備えをすることで防ぐことができます。合流や車線変更の際は早めに方向指示器を出して周囲の自動車に意志を伝えるようにして、割り込みなどのマナー違反をしないように注意しましょう。高速道路は一般道よりも注意力を必要とします。疲れを感じていなくても、必ず1~2時間おきに休憩を取るように心がけるようにしましょう。

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