高速道路のトンネルの豆知識!なんで照明はオレンジ色なの?

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高速道路を走行するときに、早く目的に到着したいな!っという思いが先行してしまうことが多いかもしれませんが、今回は高速道路に走行中の話題に使えそうな豆知識をご紹介したいと思います。普段高速道路を利用しているときに、疑問に思う点はそんなにないかもしれませんが、よくよく注目してみると、「なぜ?」と、意外とわからないことがいっぱいあるのではないでしょうか。
今回、そんな中でもちょっとコネタに使えそうな!?高速道路の「トンネル」にスポットライトをあててみました。そう言えば「なんでトンネルの照明はオレンジ色なの?」を、解説します。

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高速道路やトンネルのライトはなぜオレンジ色?

こんな豆知識を知っていれば、きっと誰かに話したいと思うでしょう。そして、いつの間にか高速道路に対してももっと関心を持つことができるのではないでしょうか。高速道路のトンネルを走っているとき、ライトがいつもオレンジ色なのかなぜか?考えることってないでしょうか。

長〜いトンネル、関越トンネル!!のライトをチェック

いきなり理由を教えちゃいます!オレンジ色の光は、波長が長い光なので、より遠くまで照らすことができるからです。高速道路のトンネルの場合、普通のトンネルよりも距離が長く作られていますよね。さらに、高速道路のトンネルの場合、排気ガスやホコリなどがこもりやすい傾向があり、見通しも相当悪いのです。

高速道路のトンネル内での事故リスクを最小限に留めるためには、オレンジ色の光を利用して、遠くまで照らしてあげる必要があります。

白色光を利用した場合

白色光を利用した場合には、光のスペクトルが可視領域全体に分布し、影がなかなかはっきりと見えないデメリットを抱えています。かえって、赤、青、黄と言った色合いの一種類の光のほうが影をはっきりと見ることができて安全運転をすることができます。

その中でも一種の光としてオレンジ色が選択された訳ですが、 そこに光の波長の長さの問題があり、赤をトップとして、オレンジ・黄・青・紫という順で波長は長く遠くまで見えているのです。

本来、高速道路のトンネルに赤を使用すればいいということになりますが、赤では、ちょっと高速道路を運転しているドライバーの神経をイライラさせてしまうリスクも存在します。赤が実際に光が一番遠くまで届く色なのですが、敢えてその色を避けた結果、高速道路のトンネルでは、オレンジ色の光が選択されることになりました。

オレンジ色の光の難点

ただし、オレンジ色の光は、すべてを単色で映し出すという特徴があります。 色合いによって、なかなか「見分け」がつきにくい問題を抱えているために、歩行者の多くいる一般道のトンネルでは、オレンジ色の光ではなく、自然に見える方の、白色の光を採用したりしているのです。

あと、高速道路のトンネルでの照明で考えていかなければならないのは、24時間365日つけっぱなしにしなければならないことです。ライト設置について考えるのなら、経済性についても考えていかなければならないでしょう。

高速道路のトンネルで使用されているライトは、「ナトリウムランプ」と言われるものであり、非常に寿命を長くもたせることができ、周囲の温度にもなかなか左右されにくい点がメリットと言われています。

オレンジ色は、「ナトリウムのスペクトル」の色ということなのです。

高速道路のトンネル、こんな豆知識も

高速道路のトンネルでオレンジ色の光がいいというものの、オレンジ色の光でも、100%完全ではありません。技術の進歩があれば、より車体の色の判別がつきやすいものが求められていくことでしょう。そのような傾向が顕著にあり、この場合ではオレンジ色の光ではなく、Hf蛍光ランプ(白色)の方が採用されることになり、視認性の向上アップを目指しています。

YAHOO知恵袋でも、このような疑問が多く掲載されています。 「最近できた自動車のトンネルの光源が蛍光灯に変わってきていますが、それは省エネ対策でしょうか?」

その答えは、既にお話しました。Hf蛍光灯は、瞬時の調光が可能にし、ランプの価格もとても安く、新規トンネルで調光を行う場合に現在、有効的利用されている方法です。

ただし、光束が小さいため、大きな光束が必要な入口照明には向かないという判断もあり、多くは内部においてHf蛍光灯が利用され使い分けをしています。

高速道路のトンネルにはいろいろな工夫がされている

実際には、 高速道路のトンネルの照明には更にいろいろに工夫がされています。トンネルの入口と内部で明るさを変え、 ブラックホール現象を回避していると言います。高速道路では、入口から300m程度は、内部に向かってちょっとずつ照明を暗くして、暗さに慣れやすくしているのです。つまり入口の方が明るい配慮が施されているのですね。

トンネルの照明には、「基本照明」と「入口照明」があり、 基本照明はトンネルの最初から最後まで等間隔で設置されているものですが、 入口から300m程度あたりまでの距離にでは、 基本照明の間にさらに入口照明を設置し、明るさを実現しています。

そして、Hf蛍光ランプの時代に留まるでもなく、更に技術は進化し、2009年からは「セラミックメタルハライドランプ」が採用されるようになり、 現在は「LEDランプ」が採用されています。

白色で自然光に近い色という基本目的は同じですが、24時間365日照らさなければならないため、 少しでも使用する電力を減らす光源を選択しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。高速道路のトンネルでオレンジ色の光を使用しているのは、波長の長い色でありより遠くまで照らすことができるからです。ただし、オレンジ色の光が完璧ということでもないのです。視認性の向上を目的として、 Hf蛍光ランプ(白色)を採用する率も高まって来ました。Hf蛍光ランプ(白色)からさらに、現在では、セラミックメタルハライドランプや、LEDランプも使われています。高速道路をドライブ中にトンネルを通過するようでしたら、ちょっと話のコネタに使ってみてください。

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